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2005年09月11日

「電車男」の副産物

ミーナ1.bmp

 以前書いた記事『TV版「電車男」のオープニング』の中で紹介した「GONZO」制作のオープニングアニメーション。その時はまだオープニングだけの《お楽しみ企画》程度にしか考えていなかったのですが、キャラクターの名前が紹介された時点で「何やら怪しげな雰囲気」と、オタク根性丸出しで興味を持って見てみると、なんとまあ、裏設定ビシバシ!
 作品名の「月面兎兵器ミーナ」と言う名は本編内でも紹介されていたそうですが、美少女アンドロイド軍団の一員であり主人公の「月城ミーナ」を入れて総勢13体の《ミーナ》のキャラクター、ストーリーに至るまで詳細に設定がなされていました。現在、シリーズ全26羽(話ではない)のうち(きっちりTVシリーズ並みの2クール分である)20羽までのストーリーを確認済みです。この遊び心はいかにも《オタク族》らしいこだわり様。そういえば「GAINAX」の「トップをねらえ!」の時にも放映リストが付いていて、全25話の放送日(放送しとらんっちゅーに)・サブタイトル・出現怪獣まで設定してあり(なんと12話が欠番になったと言う表記まである)、予告編まで制作されていると言う遊び心に溢れていました。(ちなみに「トップをねらえ!」セカンドアルバムの解説には「昭和63年9月24日から、翌年、平成元年3月18日まで放映された空想科学特撮アニメ番組」と記されており、いかにも当時現実に放映したかのごとく書いてある。本当なら見てみたいものだ)
 そういった《いい大人》の遊び心を見事に受け継いだ「GONZO」ならではの裏設定、このまま埋もれさせるには惜しい気がするんですが、水面下では何か面白い事が進行していると嬉しいのですが・・・ちょっと期待してます。梶田浩司社長!(GONZOの社長さんです)
 フジテレビの「電車男」公式サイトのトップページから《ミーナ》の裏ページに入れば「月面兎兵器ミーナ」の詳しい情報がゲットできるので、興味ある方はアクセスしてみては如何かな?
 (ちなみに、裏ページの隠し入り口は左中央部にある「電車男」という大きなタイトル文字の「電」の字の「雨」の右下の点から入れます)
 「電車男」公式ホームページ http://wwwz.fujitv.co.jp/denshaotoko/

 
posted by 矢島桐人 at 13:14| 福岡 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | アニメーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月06日

魔夜峰央の妖怪缶詰

妖怪缶詰.bmp 


 魔夜峰央さん、はっきり言って好きです。パタリロやラシャーヌ等のあのギャグセンスは私の感性を面白いくらいくすぐりました。(私は一時期パタリロと呼ばれていたので、非常に親近感もあります。)
 そんなギャグ畑の作品と肩を並べて語られるのが(怪奇・妖怪物)でしょう。
 魔夜峰央さん曰く「好きです はっきり言って妖怪が好きです 妖怪は日本人の魂です」と巻頭に記されているほど、妖怪に対して愛情いっぱいな方のようです。
 そんな魔夜さんの本格妖怪作品が「魔夜峰央の妖怪缶詰」です。この作品は昭和61年(1986年)7月30日に白泉社より発行されたコミックで、その特殊な装丁と、およそ少女漫画らしくない雰囲気がかなりお気に入りです。
 内容は「日本の妖怪」「怪奇ミュージアム」の二部構成、そして各所に「妖怪学雑感」というタイトルのコラムもどきが入り、作者(魔夜峰央)とパタリロの掛け合い(漫才?)で妖怪に関する観念等の解説をしています。(これが結構楽しい!)
 「日本の妖怪」編はなかなかに妖怪らしい雰囲気の話になっていますが、「怪奇ミュージアム」は最後にオチがある、どちらかというと《小話》のような作品が多いように感じます。(それはそれで好きなんですが)
 日本の妖怪物と言えばまず「水木しげる」大先生が思い浮かびますが、「魔夜峰央」も妖怪を語る作家として重要な位置にいる人だと確信しています。
 余談ですが、「パタリロ」は現在78巻、25年以上もこのスラップスティック作品を続けている、いや続ける事の出来る魔夜峰央という作家こそもしかすると現代の「妖怪」なのかも知れませんね。
posted by 矢島桐人 at 21:14| 福岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月27日

「ナイアガラ」最後のアルバム

lets ondo again.bmp

 あなたは「ナイアガラ」という音楽レーベルをご存知だろうか。30代より上の年齢層の人は知っている方が多いのではないでしょうか。これは、あの「大瀧詠一」が1974年に設立したレーベルであり、日本の音楽シーンに一時代を築いた記念すべきレコード会社でした。
 大瀧詠一は1969年に細野晴臣、鈴木茂、松本隆らと結成した伝説のグループ「はっぴいえんど」解散後、自らのレーベル「ナイアガラ」を立ち上げます。そしてアルバムの第一弾として「SONGS」を発表。このアルバムは、これまた今や伝説となったグループ「シュガー・ベイブ」山下達郎・大貫妙子が参加)によるものであり、このレーベルがその後の音楽界に及ぼした影響力は計り知れないものでしょう。
 立ち上げ当初はあまり「成功」の二文字と縁がなかった(彼のマニアックな音楽センスがまだ時代に受け入れられなかったのでしょう)のですが、1981年に発表した「A LONG VACATION」がミリオンセラーとなり、その後「EACH TIME」等ヒットアルバムを手掛け、一躍有名レーベルに成長します。
 そんな「ナイアガラ」レーベルがミリオンセラーとなる前の1978年、ナイアガラ第一期の終焉に製作されたのが
「LET'S ONDO AGAIN」 

というアルバムでした。
 まだまだセールス的に売れなかったナイアガラレーベル。その終焉に相応しく、「当時、多く見積もっても500人ぐらいにしか聞いてもらってない」(大瀧詠一本人談)というほど売れなかったアルバムでした。(かけた制作費はナイアガラ第一期の最高額だったそうですが)
 その内容たるや、大瀧詠一の真骨頂「音頭」「コミックソング」が半々の、ノリとユーモアに溢れたアルバムとなっており、その余りのくだらなさとユーモアセンスに聞き惚れてしまいました。
 このアルバムと出会ったのは今から約10年ほど前、とあるラジオ番組でピーター・バラカン氏が「私の大好きなこのアルバムがCDになったんですよ」と言って曲を紹介していた番組を聴いた私の姉が「えらく気に入ったんで買ったから良かったら聴いて」と貸してくれたのが最初でした。「A LONG VACATION」や「EACH TIME」は持っていたので大瀧詠一の名前やナイアガラレーベルは知っていたのですが、よもやこのような怪しげなアルバムがあったとは知る由もなく一撃でツボにハマってしまいました。この感性、私にとっては飛びっきりの快感です。
 このCDは「ソニーミュージックエンタテインメント」より1996年3月21日に発売され、現在も販売されています。大型CDショップやネットショップ(Amazon等)などで手に入りますので(CDショップは注文になるかもしれませんが)興味がある方は是非聴いてみて下さい。抱腹絶倒間違いなしです。また、「A LONG VACATION」の一つ前に製作されたアルバムとして聞き比べてみるとそのギャップがまた面白いでしょう。固い頭をとうふに戻せるお勧めの一枚です。
posted by 矢島桐人 at 13:56| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(2) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月23日

時計じかけのオレンジ

時計じかけのオレンジ.bmp 
「時計じかけのオレンジ」という映画がある。監督は「スタンリー・キューブリック」。20世紀を代表する、(アーティスト)と呼べる数少ない映画監督の一人でした。
 舞台は近未来のロンドン。夜な夜な暴力と性の快楽に興ずる不良少年「アレックス」を中心に、人の心の奥底に潜む闇、そしてそれを取り巻く環境、国家機関への強烈な皮肉、人間を統制することに対する危惧、その他数多くの主題と問題提起を含んだ問題作です。
 人を人として扱うとき、その人がたとえ悪人でもその人格を尊重するべきなのか、それとも社会と言う名の枠組みの中で強制的に善人に是正するべきなのか、人が人を管理する、そのこと自体に問題があるのか、真実は私にはわかりません。恐らく、永久に誰にも判断できる事ではないでしょう。
 かたっ苦しい話になってしまいましたが、管理社会とそこに生きる人々の葛藤を鮮烈に描いた、キューブリックならではの映像美学がそこにあります。R指定のある作品なので子供たちに見せることは出来ませんが、分別のある大人の方にはお勧めです。
 スタンリー・キューブリック監督は数々の名作を発表し、1999年3月7日、ロンドンにて亡くなられました。享年70歳。改めてキューブリック氏の死を悼み、ご冥福をお祈り申し上げます。
posted by 矢島桐人 at 21:39| 福岡 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 映像 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月18日

拉麺迷宮への招待

ラーメンラビリンス.bmp

 私はラーメンが大好きです。「何が食べたい?」と聞かれたら2回のうち1回は「ラーメン食いたい」と言うほどのラーメン好きです。(実際にはそうそういつもは食べられないのですが)
 そんな私がお勧めのコミックが「ラーメン・ラビリンス」
 作者は「市東亮子」。「BUDBOY」「やじきた学園道中記」など個性的な作品で知られる人気作家です。この作品は「別冊プリンセス」(秋田書店刊)で掲載され、短いシリーズながらその独特の内容とパロディ・ギャグセンスでいまだに高い人気を誇っています。
 時代は20XX年、権力者がその権威を民衆に誇示するため、最も民衆の食生活に浸透している食べ物を禁じた悪法「禁麺法」。それによって人々はラーメンを食べることが出来なくなってしまった・・・そこに現れた少年錬麺術師(錬金術ではない)ラビリンス。パートナーのトリスと共に人々に食の幸せを与えるべく日夜奔走する、素敵(笑)な話です。
 この作品に登場するラーメンたち、とりわけ第二話「インスタント・ラーメン・ラビリンス」に登場する懐かしのインスタント・ラーメンたち、当時を知っている私にとって(歳がバレるかな)あまりの懐かしさに思わず涙腺が緩んだほど・・・。やはりラーメンとは大衆の文化であり至極の素材なのだと改めて実感させられた、そんな作品です。(言いすぎかな?)
 ああ、ウチにもラビリンス君が一人欲しい。そんなことを考えてしまう今日この頃です。
 ちなみに、当時のインスタント・ラーメンはハウス食品の「タマゴメン」が好きでした。そういえば量の調整が出来る「ちびろく」も良かったし、「ワンタンメン」もシンプルで好きだったなー。ああ、止まらない・・・そしてエンドレス・・・。
posted by 矢島桐人 at 20:06| 福岡 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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