2006年10月07日

ライオン丸G

 正直ぶっ飛んだ。

 深夜枠の特撮物。先日放送された「牙狼(GARO)」のイメージを想像していたのだが、これは見事に裏切られた。良い意味で。
 前作(快傑ライオン丸・風雲ライオン丸)がシリアスな展開、戦国時代のハードボイルドな作品だっただけに、新作のギャップに最初は戸惑ってしまった。が、慣れると楽しい。

 舞台は近未来の歌舞伎町(ネオ歌舞伎町)、獅子丸がダメホスト、沙織(サオリ)がキャバ嬢、小助(Kスケ)がライター志望の女子高生、ヤクザの豪山と契約している用心棒の虎錠之介、もうこれだけで笑える。
 しかも敵はチーマーの抗争(第一話現在は)に、借金のかたに生贄にされる主人公ともう向かうトコ敵無し(笑)

 雰囲気は「私立探偵 濱マイク」のお下劣版、といった所か。

 正直、前作の好きな人が観たら腹が立つかもしれない。しかし、これから大化けする可能性も否定できないのでとりあえずは要チェック。

 しかし、変身ヒーローなのは良いが、別に変身しなくても・・・今後意味が出て来るのかどうか、乞、御期待。

 劇中で「東横イン」の看板が繰り返し大写しになるのはネット利用者への浸透が強いホテルだからか?謎である。


 公式H・P
 http://www.starchild.co.jp/special/lion-marug/
posted by 矢島桐人 at 21:26| 福岡 ☀| Comment(35) | TrackBack(2) | 映像 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月25日

日本以外全部沈没

 よもやこの作品が映像化されようとは・・・。

 知る人ぞ知る、知らない人はまったく知らない(当たり前か^_^;)この作品。原典となる「日本沈没」はすこぶる有名な作品であり、今度映画のリメーク版も公開される様であるが、それに合わせたかの様な(合せたんだろうけど)この映画。果たして一般人の目に触れて良いものかどうか・・・(そこまで言うか!)

 まあ、実際観て見ないことには判らないので、内容、出来に関しては後日改めてレビューを書くと思うが、今回は後悔、いや公開される事そのものに驚きがあった事のみ記しておく事とする。

 原作は、あの「筒井康隆」。SF界のみならず各界にその怪名を轟かせている、赤いサングラスが良く似合う作家である。
 その多くの著書の中の一つ、「農協月へ行く」に収録されているのが当作品「日本以外全部沈没」である。
 この「農協月へ行く」は、オイラが初めて読んだ筒井作品(時かけを除く)なので、特に思い出深く、印象に残ってる作品である。

 原典は、言わずと知れたSF界の文鎮・・・もとい重鎮「小松左京」の「日本沈没」である。こちらはメジャーな作品であり、知っている人も多いであろう。

 監督は、奇才「河崎実」。最近ますます色物監督の名を世に轟かせている監督で、「コアラ課長」や「いかレスラー」等で一躍有名(?)になったが、オイラがこの監督と出会ったのは「地球防衛少女イコちゃん」が最初であった。こっぱずかしい演出を堂々とやってのけるあの才能は見事なものだ。

 監修は、今や巨匠の名を馳せている「実相寺昭雄」。ウルトラシリーズなどで有名な人だ。

 その他、映画版&TV版の「日本沈没」で主役を務めた村野武範藤岡弘の競演と言うのも話題の一つであろう。

 怪しさ大爆発、風刺などと言うレベルを遥かに超えたブラックユーモアの決定版、筒井作品の真髄まさにここにあり!と観終わった後に感想を述べられる事を期待しつつ、福岡での公開を心待ちにしている現在である。


 http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=7116
posted by 矢島桐人 at 10:17| 福岡 ☔| Comment(2) | TrackBack(1) | 映像 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月22日

小さき勇者たち〜GAMERA〜

 先日の日記で予告していた「小さき勇者たち〜GAMERA〜」の試写会に行って参りました。
 
 まずは感想から・・・大変良い出来でした。全パートにわたってその場しのぎの演出が少なかったのと、特撮シーン(特に爆発、炎のシーン)に違和感があまりなかったのは平成ガメラのいい流れを受け継いでいると思います。
 特に冒頭の過去のガメラのシーンはデザイン、構成、映像全てに満足いく物で、ギャオスはG3よりも出来が良いのでは、と思える程でした。
 子供達の使い方もいい感じだし(旧作ガメラの子供はむかつくだけだったが・・・)、夏帆ちゃん可愛かったし・・・(^^ゞ

 しかし、さすがは角川映画。劇中宣伝も決して忘れない。
 主人公の相沢透の部屋の中には「ケロロ軍曹」グッズがいっぱい。ケロロのコミック最新刊も主人公と隣のお姉さん(夏帆ちゃん)の交流アイテムとして重要な役割を果たしてるし・・・(しかも作品内に3回も登場するのだ!)

 ラストシーンの一番感動的な所で、手前の方に落ちてるコンクリートの瓦礫が風で揺れていたのは観なかった事にしよう。

 「小さき勇者たち〜GAMERA〜」公式HP
   http://gamera.jp/

posted by 矢島桐人 at 02:25| 福岡 ☀| Comment(15) | TrackBack(0) | 映像 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月11日

時効警察

 最近、滅多にドラマは観ないんだが、私の好きな俳優「オダギリジョー」が出ている刑事ドラマが始まると言うので、とりあえずチェックしてみた。

 従来の刑事、探偵物には無いあのマッタリ感。
 時効が成立してから趣味で捜査をして真実に辿り着くと言うあの笑える設定(一部の警察関係者には恐らく不評であろう)。
 主演のオダギリジョーの何とも言えない雰囲気(決してカッコよくは無いのに何故か惹かれる)。

 「太陽にほえろ」以降、刑事は走ってなんぼ!と言うイメージから最近の古畑などのじっくり考えて真実を導き出すパターンに変化しつつあるんだろうか。肉体労働より頭脳労働の方が一般受けするようになったのかも知れない。

 そして、物語の最後に真犯人を解き明かし、自首を勧めるでもなく(時効が成立しているので検挙は出来ないのだが)、被害者に対してどうこうするように勧める訳でもなく、「この件は誰にも言いません。」と書いてあるカードを渡して一件落着という、まさに人をおちょくった終わり方である。(カードを渡す時に自分の認印を押して渡すとこは、さすが公務員!)

 それもこれも、”趣味”で捜査しているからなんだろうけど、一言突っ込みたい。

 「いつ仕事してるんだよ!霧山くん!!」

 まあ、時効管理課と言う配置が窓際的な描き方してあるから暇なんだろうけど・・・。

 (現実にに時効管理課という部署があるかどうかは知りませんが、もし本当にあったとしたらごめんなさい。このドラマの中では、窓際的描き方をしてますが、実際の部署は大変なお仕事だろうと思います)
 
 何だかんだ言ってますが、むっちゃ気に入ってます。このドラマ。毎週楽しみに観ています。

posted by 矢島桐人 at 01:12| 福岡 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 映像 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月23日

時計じかけのオレンジ

時計じかけのオレンジ.bmp 
「時計じかけのオレンジ」という映画がある。監督は「スタンリー・キューブリック」。20世紀を代表する、(アーティスト)と呼べる数少ない映画監督の一人でした。
 舞台は近未来のロンドン。夜な夜な暴力と性の快楽に興ずる不良少年「アレックス」を中心に、人の心の奥底に潜む闇、そしてそれを取り巻く環境、国家機関への強烈な皮肉、人間を統制することに対する危惧、その他数多くの主題と問題提起を含んだ問題作です。
 人を人として扱うとき、その人がたとえ悪人でもその人格を尊重するべきなのか、それとも社会と言う名の枠組みの中で強制的に善人に是正するべきなのか、人が人を管理する、そのこと自体に問題があるのか、真実は私にはわかりません。恐らく、永久に誰にも判断できる事ではないでしょう。
 かたっ苦しい話になってしまいましたが、管理社会とそこに生きる人々の葛藤を鮮烈に描いた、キューブリックならではの映像美学がそこにあります。R指定のある作品なので子供たちに見せることは出来ませんが、分別のある大人の方にはお勧めです。
 スタンリー・キューブリック監督は数々の名作を発表し、1999年3月7日、ロンドンにて亡くなられました。享年70歳。改めてキューブリック氏の死を悼み、ご冥福をお祈り申し上げます。
posted by 矢島桐人 at 21:39| 福岡 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 映像 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月05日

TV版「電車男」のオープニング

 先日、某テレビプログラム本の読者投稿欄で、TVドラマ「電車男」の質問に対する回答で、タイトルバック(オープニング)を手掛けているのが、私の中でトップ3の中に入るアニメスタジオ「GONZO」と書いておりまして、「これは一度観るっきゃない!」とばかりに録画予約をし、いざオープニングを観てみると・・・
ぶっとび!!!

 もろDAICON FILMの「DAICON4オープニングアニメーション」ではありませんか。
 音楽も同じ「ELO(エレクトリック・ライト・オーケストラ)」のアルバム「TIME」に収録されている「Twilight」という曲だし、映像、アングル、効果、もう笑っちゃうしかないくらいのもろパクリであります。まあ、元々「GONZO」を立ち上げたのが、DAICON FILMの制作スタッフがその後立ち上げたアニメーションスタジオ「GAINAX」から、さらに独立した制作会社なので、ある意味納得してしまいますが。
 詳しい内容はとても分かり易い比較をしておられるサイトさんがあったので、こちらを参考にすると良いのでは。  http://homepage2.nifty.com/kugo/050701.htm#050707
 当時、あの作品に燃えた(萌ではない)頃が思い出されて、久々に熱くなってしまいました。思わず古いビデオテープを引っ張り出してきて「3&4オープニングアニメーション」「快傑のーてんき」「愛國戦隊大日本」「帰ってきたウルトラマン」「八岐之大蛇の逆襲」と一気に観てしまいました。
 このような作品が一般人の目に《普通》に触れるようになるとは、良い時代になったと言うべきか、世も末だ・と嘆くべきなのか、あなたはどう思いますか?
 DAICON FILM     http://www.gainax.co.jp/soft/daicon/index.html
 フジテレビ「電車男」番組サイト http://wwwc.fujitv.co.jp/denshaotoko/index.html
posted by 矢島桐人 at 22:51| 福岡 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 映像 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月12日

君は究極の正義の味方を知っているか!

愛國戦隊大日本.jpg
 日本には数々の戦隊物が存在する。「ゴレンジャー」から始まる一連の特撮ヒーロー戦隊モノ。
 その血を見事なまでに受け継ぎ、昇華させ、一つの作品として形創った関西の学生たちがいたことを君は知っているだろうか。その作品の名は、
『愛國戦隊大日本』

 「愛國戦隊大日本とは、最新鋭の装備と勇気をもって北からの脅威レッドベアーに敢然と立ち向う5人の若者たちの名前である。」(愛國戦隊大日本ひみつブック序文より)
 その名も高き「日本SF大会」。その開催地に応じて名称が付きます。東京開催ならTOCOM,今年は横浜開催なのでHAMACOM(7月16日〜17日)、1996年には福岡県の小倉開催でコクラノミコン・・・と言う風に。で、大阪大会は「DAICOM」(ダイコン)と呼ばれ、現在までに6回を数えTOCOMに次ぐ熱い開催地となっています。その「DAICOM」4のプロモーションフイルムとして制作されたのがこの作品。ほぼ学生が中心となってその力と余暇をいかんなく発揮し(単位を気にせず)挑んだ名作です。
 内容は、怪しい物好きの私が大絶賛しているぐらいですから・・・。オープニングの歌詞を一部紹介しましょう(これで内容がなんとなく把握できると思います)
 「もしも 日本が 弱ければ ロシアが たちまち 攻めてくる 家は焼け 畑はコルホーズ 君は シベリア送りだろう 日本は オォ 僕らの国だ 赤い敵から 守りぬくんだ カミカゼ スキヤキ ゲイシャ ハラキリ テンプラ フジヤマ 俺達の 日の丸が 燃えている GLOW THE SUN  RISING SUN  愛國戦隊大日本」(太陽戦隊サンバルカンのふしで)
 どうです、はっきり言って危ないでしょう。こういった内容です。
 スタッフは監督「赤井孝美」現在キャラクターデザイン等を手がけるクリエーターです。脚本に「岡田斗司夫」言わずと知れた現アニメ界の重鎮(体格も・・失礼!)、メカデザイン、特撮はあの「庵野秀明」・・もう説明は不要でしょう。あの「エヴァンゲリオン」を世に出し、実写版「キューティーハニー」で一世風靡したスーパービッグマイナー監督です。
 制作は「DAICOM FILM」 この作品の他に「怪傑のーてんき」、「帰ってきたウルトラマン」、「八岐之大蛇の逆襲」など、怪しさ大爆発の作品を手がけ、やがてゼネラルプロダクツを経て現在の「ガイナックス」に至るわけです。
今のアニメーションや、実写映像を背負って立つスーパークリエーター達の、若かりし時代の作品としてこれからも語り継いでいきたいものです。
 DAICOM FILM http://www.gainax.co.jp/soft/daicon/index.html
 日本SF大会      http://www.sf-fan.gr.jp/jsfcon/
posted by 矢島桐人 at 00:06| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(2) | 映像 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月04日

今年の夏の注目映画

 今年の夏もこぞって注目映画が目白押しです。スターウオーズ エピソード3、宇宙戦争、バットマンビギンズ等々・・・しかし、今私的に一番注目株は
「妖怪大戦争」!
 
 何が凄いって、まずプロデュースのメンバー。プロデュースチーム「怪」と名付けられたそのグループは 水木しげる・荒俣宏・京極夏彦・宮部みゆきという、現在の妖しい物書き揃い踏み!ってな感じのお歴々。妖怪のキャスティングは近藤正臣、阿部サダヲ、岡村隆史(ナイナイ)、竹中直人、忌野清志郎、石橋蓮司、他多数の個性派揃い(メイクしなくても十分通用しそうだけど・・失礼!)
 主題歌は「愛を謳おう」、挿入歌は「教えてジィジ」。これは作詞/三池崇史・作曲/忌野清志郎・歌は忌野清志郎with井上陽水・・・このカップリングは双方の大ファンである私にとって夢のコラボレーションです。
 メガホンをとるのは三池崇史。極道などの裏社会をハードに描く故・深作欽二監督の後継者と(私は勝手に)思っています。海外でも高い評価を得ている実力派の監督です。
 日本での、「リング」から始まるホラー映画ブーム、今やハリウッドにまで輸出するようになってしまいましたが、「リング」系列のホラーはいわば、手法として「四谷怪談」などの〔怪談物〕のリメイク的な作品。この「妖怪大戦争」はそれらとはまったく別物の〔モンスター(妖怪)エンターテイメント〕的な作品として老若男女を問わず楽しめる映画に仕上がっていると確信しています。
 この映画は8月6日(土)全国一斉封切りです。(一部地域は違うかも知れません・・そしたらご免なさい)
 興味を持たれた方は下記URLから公式ホームページをチェックしてみて下さい。(予告映像が見れますよ)
 「妖怪大戦争」公式ホームページ  http://yokai-movie.com/index.html
posted by 矢島桐人 at 23:09| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映像 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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