2005年08月23日

時計じかけのオレンジ

時計じかけのオレンジ.bmp 
「時計じかけのオレンジ」という映画がある。監督は「スタンリー・キューブリック」。20世紀を代表する、(アーティスト)と呼べる数少ない映画監督の一人でした。
 舞台は近未来のロンドン。夜な夜な暴力と性の快楽に興ずる不良少年「アレックス」を中心に、人の心の奥底に潜む闇、そしてそれを取り巻く環境、国家機関への強烈な皮肉、人間を統制することに対する危惧、その他数多くの主題と問題提起を含んだ問題作です。
 人を人として扱うとき、その人がたとえ悪人でもその人格を尊重するべきなのか、それとも社会と言う名の枠組みの中で強制的に善人に是正するべきなのか、人が人を管理する、そのこと自体に問題があるのか、真実は私にはわかりません。恐らく、永久に誰にも判断できる事ではないでしょう。
 かたっ苦しい話になってしまいましたが、管理社会とそこに生きる人々の葛藤を鮮烈に描いた、キューブリックならではの映像美学がそこにあります。R指定のある作品なので子供たちに見せることは出来ませんが、分別のある大人の方にはお勧めです。
 スタンリー・キューブリック監督は数々の名作を発表し、1999年3月7日、ロンドンにて亡くなられました。享年70歳。改めてキューブリック氏の死を悼み、ご冥福をお祈り申し上げます。
posted by 矢島桐人 at 21:39| 福岡 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 映像 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
んーおいらにはこの映画駄目かなぁー深いものが見えない人間ですから・・・おっさんなのに
Posted by たかぼう at 2005年08月25日 23:13
おっさんはお互い様だよ。深いものって見ると言うより感じるものじゃないかな。見て、何かを感じたらそれでオッケイだと思うよ。お兄さんはおいらより心身共に大人だと思うし。(おいら餓鬼やもん・・)
Posted by 矢島桐人 at 2005年08月27日 01:31
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